初心に帰る

転職には体力がいる

転職活動は大変なものです。
精神的にも肉体的にも、緊張と疲労を伴います。
自分の今の仕事をおろそかにすることはできません。

転職活動の時間が長くなると、
自分は果たして転職できるのだろうかという疑問が心に浮かび、
自信を無くされる方もいます。

そんな時には、初心に帰るのが大切です。

転職をするときには、選択が伴います。
コンサルタントのアドバイスをもらうことはできますが、
最終的には自分で選択しなければなりません。

例えば、複数のある転職先の候補から、
1つを選び出さなければならないわけです。
この選択は非常に重たいものです。

あなただけではなく、家族に生活にも関わってきます。
自分に合った会社を選んだつもりでも、
入ってみたら、そこは自分の思うようなところではなかったという可能性もあります。

転職活動が長引いてきたときには、
この選択の基準をもう一度見直してみましょう。
そのことによって、自分がなぜ転職したいのかという初心をもう一度確認することができます。

転職理由と考え

転職したい理由は、さまざまです。
年収をアップさせたい。
自分の能力をもっと発揮したい。

家族と過ごす時間を増やしたい。
親の介護のために転職したい。

いずれも個人的な理由ですが、
社会的経済的理由によって、その理由を変える必要が出てくることもあります。

例えば、年収をアップさせたいと思っても、
厳しい経済状況が続けば、それを実現できる会社を探すのは難しくなります。

転職の初心にこだわりつつ、こういった外的な影響には、
臨機応変に対応することも、長い間転職活動を続けるときには、必要です。

転職の初心の中には、大切にしなければならないものもあります。
例えば、自分の能力をもっと生かせる職場に移りたいという初心は変える必要はあまりありません。

今の職場で自分の実力を発揮できないから、
転職されたいわけで、それは転職の初心としては、一番説得力のあるものです。

例えば転職活動に時間がかかっても、
その初心を持ち続けることができたら、
良い転職先が見つかる可能性が高いです。

転職の時には、柔軟な態度を保ちつつ、
ぶれない精神を持つことも大切なのです。

転職活動は短い方が良いのは、言うまでもありません。
しかしご自分の転職の初心に合うところを見つけるのは、
容易ではないので、忍耐も必要です。

転職活動を続けていて、弱気になってしまったら、
転職をしたいと初めて思った時の気持ちを、もう一度思い出してみましょう。

そのことで転職に対するモチベーションをもう一度取り戻すことができます。