ヘッドハンティングの実情とは

コンサルタントからの連絡

自分ではまったく転職を考えていないに、
ある日突然、転職会社のコンサルタントから連絡が入ることがあります。

これが、いわゆるヘッドハンティングの始まりです。
仕事のおけるあなたの経験や能力、
実績を評価した人がいて、コンサルタントが接触を求めてきたわけです。

自分が認められたら、どんな人でも喜びを感じますが、
特に転職を考えていない場合には、迷惑な話と感じる人もいるでしょう。

信頼関係作っていても損はない

特に仕事で忙しい時などは、コンサルタントとの面会を断る方もいるかもしれません。

しかし、それはもったいない話かもしれませんよ。
強制的に転職を勧めているわけではありません。

それでも、コンサルタントの話に耳を傾けるぐらいは、誰でもできるでしょう。
自分の市場価値を客観的に知ることができます。
また自分が社外でどれぐらい評価されているのか分かります。

たとえ、コンサルタントのオファーを断っても、
そのコンサルタントと信頼関係を作ることができたら、
将来プラスになる可能性が十分あります。

厳しい経済状況が続いている日本では、安泰に見える会社でも倒産する恐れがあります。
大企業の幹部でも、リストラされる可能性があるのです。

そういった思わぬ事態が仕事で起こった時に、
転職会社のコンサルタントとコネがあれば、
思わぬ助けになることがあるかもしれません。

ただし、ヘッドハンティングされた場合は、気になることも出てきます。
自分についての情報をどこで手に入れたのだろう、と思う人は多いはずです。

個人情報が流失してしまったのではないかと不安になる方もいるようです。
転職会社のコンサルタントは、個人の情報を細かく詮索して、
スパイのようなことをしているわけではありません。

だから、情報が漏れているなどと思う必要はないのです。
コンサルタントたちは、あらゆるところで情報を集めます。

情報の収集先は様々

あなたの知り合いの知り合いから、入手することもあります。
あなたがプレゼンテーションしたものに感銘を受けて、
あなたの仕事上の業績を調べ始めることもあります。

ヘッドハンターたちは、守秘義務はしっかり守ります。
それが仕事上の彼らの重要な倫理なのです。
だから、ヘッドハンターたちを通して、あなたの個人情報が流失することはありません。

ヘッドハンターたちから接触してくる前に、
こちらも信頼のできるヘッドハンティングの会社を探しておきましょう。

そしてそのヘッドハンターたちと良い関係を作っておけば、将来的にプラスになることもあります。