こだわりが必要
転職にはこだわりも必要です。
こだわりがなく、転職したら、新しい職場に行っても、主体的に仕事をすることができません。
転職するときには、主体的になることが大切です。
言い換えれば、自分で動くということです。
これまで働いていた会社をやめるわけですから、会社に守ってもらうことはできません。
自分の判断、自分の行動次第ですべてが決まることになります。
転職先を選ぶ時には、いろいろなことにこだわって、自分にふさわしい会社を探すことができます。
経営方針、社風、仕事内容、キャリアップ、収入、福利厚生などいった会社を判断する基準の中で、どこに重きを置くかで、転職の時の自分のこだわりを決めることができます。
転職先の会社自体にこだわるときには、経営方針、社風、仕事内容といったことがこだわりになってくると思います。
この中で転職先の経営方針は、転職する人にとっては、一番大切なものと言えるかもしれません。
あなた知識や資格、経験が転職先の経営方針によく合う時には、転職できる可能性は高くなります。
あまり合わない時には、そこへ転職するのは控えたほうが良いでしょう。
経営方針にこだわろう
転職を成功させようと思ったら、まず転職先の経営方針にこだわってみましょう。
数多くある求人サイトの中には、細かい会社の状態、どういった経営方針なのか、ということを書いている場合があります。
個人的にも利用したことのある会計士・税理士の求人サイトの「会計求人PLUS」には、各税理士事務所ごとに具体的な紹介がされています。
上記の求人サイトのようにしっかりと詳細が書かれていれば、自分の目指すべき目標ややりがいと会社が合っているのか合っていないのかが判断しやすくなるでしょう。
その中で自分にぴったりだと思えたら、良い転職先が見つかったということです。
転職先の仕事内容にも、こだわりを持つことは必要です。
自分のこれまでやってきた仕事が生かせないようなところに転職しても、仕事に生きがいを感じることは難しいし、即戦力として働くことはできません。
とはいっても、まったく同じ仕事を転職先でできるという可能性もありません。
家庭の事情やリストラといったやむを得ない事情もありますが、転職先の仕事の内容にはこだわりを持つ必要があります。
人間のやっていることはバラバラではありません。
どこかにつながりがあります。
まったく違う業種に転職するときには、自分のこれまでの仕事と新しい仕事のつながりを深く考えてみる必要があります。
会社自体にこだわらず、自分のプライベートを充実させたいと思って、転職することもあるかもしれません。
これまで仕事ばかりに打ち込んできて家族との時間を大切にできなかった、または親の介護のため、などいくつかの転職の理由が考えられます。
こういった理由の時には、年収が下がったり、地位が低くなる可能性もあります。
でもそれは決して悪いことではありません。
家族のために、こだわりを持って転職するということを理解してくれる人は多いはずです。
人生は仕事ばかりではありません。
家族と共に過ごす時間も人生の大切な一部です。